服を買うのは好きですが、おしゃれとはいわれない、ななせです。
なんせ服スキのルーツがいにしえの裏原系という化石人間なもんで。
限定とか、コラボとか、HFとか、そういう単語を聞くとよだれがでて美味しくいただきたくなる時代遅れのこの酒場で。
おしゃれさん
しかし、WEARとか見ていると、日本のおしゃれさんも、なんか進化したなあというか、板についてきたなと隔世の感を禁じないです。みんなブランドとか、アイテムのレア度とか、そういうしょうもないものに踊らされず、ある意味自由に、ある意味法則にしたがって普遍的に、コーディネイトをつくってはるねんねえと感心するばかりです。
まあ、そんな感慨をいだくきっかけになったのが、今回レビューするこのマンガなわけです。
レビューとか
最初は、いつもどおり、なにかおもしろそうなマンガはないかいなと、kindleストアを物色していたら、なぜだかおすすめされたのがきっかけです。
監修をしているMB氏の著作については、リアル本屋とかでもよく見かけていて、ちゃんと読んではないものの、面白いアプローチだなあとは思っていたので、どんなもんかなとポチって読んでみました。
ただのマンガとして読めば、まあ、普通です。
絵も話もまとまっているものの、突出している訳でもない。
当たり前ですね、そういうマンガではない。
むしろ、変な個性は邪魔にしかならないでしょう。
正確になんと呼べばいいか知りませんが、こういうウンチクものというか、入門ものというかのジャンルのマンガとしては、よく出来ていると思います。
絵は上手だし、画風は作品のテーマに合っている。
なんと言っても、ファッションアイテムの絵が上手い。このマンガにおいては一番大事なことでしょう。
キャラクタもオシャレに描かれていますし、キャラも立っている。
ストーリはあってないようなものですが、展開に無理があるわけでもないです。
MB氏のファッション理論をわかり易く伝える手段としては満点かと思います。
少なくとも僕は、最新刊7巻まで読んで、さらにMB氏の著作までポチってしまいました。
というわけで、服に興味がある人、特に、「服屋に着ていく服がない」とかゆってる人は1巻だけでも読んでみるべきかと。
ただ最初におすすめされている、ユニクロのテーパードスキニージーンズですが、どうも商品構成がアップデートされているので、似たようなのはあるのですが、それが複数あってそれがいいのかわかりません。
あ、それとマンガとしては普通と書きましたが、普通にマンガの面白さもありますよ。妹ちゃんかわいいし、主人公にも共感できるし、ちょっとした笑いとかもあるし。
はい、てな感じでさようなら。
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