ブログの適切な文章量がわからない、ななみです。
前回はまったく、麻布テーラーでオーダーしてきた部分に到達しないまま力尽きました。看板に偽りありです。
それはともかく、今回のオーダーにあたり、より仕事道具としてのスーツを作る、というテーマでスペックを決めることにしました。
とりあえずお店として麻布テーラーを選んだのは、例によって雑誌やネットを読み漁った結果、評判がよさげだったのと、ホームページに載っているモデルが、うまく流行をとらえつつ、いい意味でファッション的すぎないと思ったからです。実際、お店でオーダーの時に、出来上がりの見本を見せてもらったり、採寸用のサンプル(ゲージ服)を着させてもらいましたが、期待に違わぬものでした。
素人ですので、ほんとのほんとうのところは、きっと出来上がって着てみないとわからないのですが、いまのところ、値段程度にはいいものができるのではと思っております。
まずは生地だ
とりあえず、一番重要なのは生地です。重視したのは
- 丈夫であること
- 伸縮性があること
- しわになりにくいこと
- いつでも在庫があること
の4つ。
いいスーツの生地って、柔らかくてもろいんですよね。もちろん着心地はいいんですが。
着心地がいいのんに越したことはないんですが、そこはある程度妥協して、丈夫さにスペックを振りました。このへん、どうしてもバーターになってしまうので、匙加減はむずかしいところですね。
まあ、丈夫で、伸縮性があって、しわになりにくいとなると、ようするに機能性素材になるわけです。
麻布テーラーでは、ワールドトラベラーというシリーズの生地を扱っており、これが条件を満たしそうなので、行く前から候補として挙げていました。
訪店時に生地見本を見せてもらいましたが、そこそこ柔らかく、ストレッチも効いていて問題なさそうだったので、このシリーズに決めました。
あ、もちろん値段も考慮した上です。一番安い生地ではないですが、この生地でつくるとほかのオプションなしで、49,800円(税抜)になります。
それから、いつでも在庫があるというのは、前回書いたスーツ制服化計画として、ゆくゆくは全てのスーツを同じ生地の同じデザインのものに統一したいという野望のためです。
しかし、基本的にスーツ生地というのは、シーズンごとにかなり更新されてしまうらしく、もちろん定番品もあるのですが、先々までは保証できないとのことでした。
というわけで、この時点で私は一つの決心をしました。
カラーどうしよう
生地が決まったところで、カラーと柄です。同じワールドトラベラーの中でも、もちろん大量のカラーと柄があります。
制服化計画するなら、ダークネイビー無地一択じゃねーの?
という思いもありましたが、やめて、グレイッシュなネイビーの少し織感のある無地にしました。
(文章では表現しにくいので、出来上がったら画像をみてください)
ダークネイビー無地、確かに定番ですけど、いい年したおっさんが毎日のように着用するのはきついですよ。若い人ならいいですけど。
モデルは何にする
前述しましたが、麻布テーラーには三つのモデルがあります。
詳細は麻布テーラーサイト内モデルページを見ていただけばいいのですが、実際に訪店して、試着もしたうえで、CONTINENTALにしました。わかりやすい違いは、ボタン位置の高さがCLASSICOに比べて低いことです。あとは、襟のデザインとか、着心地が少しカッチリしているとか。
良し悪しではなく、純然たる好みの問題ですし、どちらを選んでも、様々なシーンで使えるスーツになることには変わりありません。
ちなみにもう一つのJET CRUISEはコンセプトとしてカジュアルよりなので、今回は外しています。
あとは裏地とかボタンとか
訪店するまでは、裏地はキュプラかなーとか思ってたのですが、オプションなしの通常のポリエステルで十分快適なさわりごこちだったので、そのままで。カラーもお任せで、ネイビーになりました。
ボタンもオプションなしの樹脂ボタンで。カラーもダークネイビーで特に傾奇ませんでした。
結構はやく終わった
以上を、お店の方とやりとりしながら進めていったのですが、特になにかを押し売りされるでもなく、こちらもコンセプトがはっきりしていたのもあり、トントンと採寸まで進み、全部で30分ほどでオーダーが終わりました。
スタッフの方がベテランぽい感じだったのもあるかもしれませんが、非常にスムースでしたね。
できあがりは5週間かかって、12月22日ごろということでした。
(ブログアップが遅れていることがばれますね)
実際の出来上がりと使用感などは、完成してからアップします。
ではさようなら。
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